シニア世代を対象に、茨城県水戸生涯学習センター(茨城県水戸市三の丸)にて、7月22日、29日、8月5日、19日、26日の5日間に渡りeスポーツ講座を開催しました。株式会社共同通信デジタル 脳トレゲームトレーナー 木村 直寛氏、茨城県立土浦工業高等学校 教諭 星野智紀氏を講師にお迎えしました。シニア世代のデジタルディバイドの解消やITリテラシーの向上を図ることを目的とした本講座には、県内の60歳から82歳までの17名(延べ人数71名)にご参加いただきました。
eスポーツの脳トレ効果、フレイル予防など健康増進効果や安心・安全に楽しむための注意点、暮らしを豊かにするデジタルの活用法などを学び、eスポーツの魅力と有効性について理解を深めるとともに、実際に「どうぶつタワーバトル」や「NOCCA × NOCCA」「イラストチェイナー」をプレイし、eスポーツ体験を楽しみました。
講座には、県内の高校生がボランティアとして参加し、タブレット操作のアドバイスをしたり、一緒に対戦をしたりと、世代を超えた交流を深める場にもなりました。
参加者からは「わかりやすい講座内容でeスポーツに興味が沸いた」「ITに対する理解が深まった」「高校生との交流が楽しかった」といった感想をいただき、また高校生からは、「シニアの方々との繋がりを持つことができ、有意義な時間だった」「同じ時間を共有し世代間のギャップを乗り越えて楽しめた」という感想が寄せられました。高齢者の居場所づくり、地域の交流、仲間づくりにも繋がる講座となりました。
関連情報
茨城県水戸生涯学習センターHP
https://www.mito.gakusyu.ibk.ed.jp/