脳トレ体験会|上尾市文化センター

レポート

 埼玉新聞社が指定管理で受託している埼玉県上尾市二ツ宮の上尾市文化センター(指定管理者名:あげお文化創造パートナーズ)は、3月23日の午前10時と午後2時の2回、「脳トレゲーム教室」体験会を開催しました。

 申し込みのあったシニア世代21人(午前12人、午後9人)が、同センター2階会議室に用意された2台のモニターを使って、2人1組でパズルゲーム「ぷよぷよ」を体験しました。

 講師を務める共同通信デジタルの村山真央さんが、コンピューターゲームを行うことで、①手と脳を働かせることで認知機能の維持・向上に通じる、②若者世代や遠く離れた親戚・友人、会場で知り合った方とのコミュニケーションがとれる、③シニア層のデジタル機器に触れる機会が作れることを伝えました。ゲーム開始前に手首や肩・首などの準備運動を行い、いざゲームに挑戦!過去にパソコンやスマートフォンなどの端末を使ってゲームをしたことのある人は意外と少なく、初めてやる人向けにコントローラーの握り方や指の使い方、ゲームの基本的なルールを参加者に伝えました。

 また飲料などの商品協賛で協力いただいた大塚製薬大宮支店の作本課長から、提供品「ボディメンテ」の成分や効能について説明いただき、「水分補給しながらゲームを楽しんでください」と参加者に水分摂取の重要性を呼びかけました。

大塚製薬大宮支店の作本課長から「ボディメンテ」の成分や効能について説明している様子。

 初めて触るゲーム機器に不安を感じていましたが、慣れてくると少しずつ思うような操作ができるようになり、交代時間を忘れて熱中する参加者もいました。ゲーム後、クールダウンで眼精疲労や首筋、背筋の緊張をほぐし、血流促進を行って体験会を終えました。参加した女性は「最初は画面を見ながら同時に指を動かすのに苦労したが、繰り返しやってみると色々覚えることができてとても楽しかった」とゲームに関心を持ってもらえたようでした。 

 4月5日から毎週火曜日に全4回の講座を開催していきます。多くの高齢者に脳トレゲームを体験してもらい、少しでも健康長寿のお役に立てればと思います。将来的には高齢者が集えるゲームサロンのような定期的な開催を目指しています。
 
 埼玉新聞社クロスメディア局 髙梨 肇

タイトルとURLをコピーしました