4月5、12、19、26日の4日間、埼玉県上尾市の上尾市文化センターで、シニアのための「脳トレゲーム教室」を開催しました。
同施設の指定管理者・あげお文化創造パートナーズの構成企業である埼玉新聞社が企画したもので、3月23日に行われた体験会参加者ら6人がアクションパズルゲーム「ぷよぷよ」に挑戦しました。
1日目は体験会のおさらいとして、参加者に脳トレゲームを行うことがフレイル予防に有効であることを説明しました。また、シニア世代の外出機会を作ることやゲームを通じて参加者同士のコミュニケーションにつながることのほか、初めてゲームに触れる方にデジタル機器への苦手意識を減らすことにもなると、脳トレ以外の効果も紹介しました。
このあと手首や首・腰を回して準備運動を行った後、ゲームの基本的なルールを再確認しコントローラーを使ってゲームに臨みました。初挑戦の参加者向けに「ぷよぷよ」の動く速度を半分にして、ゆっくりと確認しながらゲームを楽しんでもらいました。
2日目、3日目も同様に繰り返しプレイしてもらうことでゲームに慣れてもらい、コントローラーボタンの動かし方や「ぷよぷよ」の巧みな消し方などを、徐々に学んでいきました。
最終日には通常速度にし、また相手のぷよ消しを邪魔する「おじゃまぷよ」を出現させたりして難度を高めて実施しましたが、週1回ゲームを行ってきた参加者は、抵抗なく新たな変化に対応していました。終了後に全員に参加証と賞品が渡され、4日間の教室を終えました。
参加した方からは「初めてゲームしたがどんどんできるようになって楽しかった」「外へ出ることが大事と思っているので、こういう機会があれば参加したい」と脳トレゲーム教室の感想を話してくれました。次回は7月に開催を予定しています。多くのシニアの方々にこの講座を知ってもらい、体験して楽しんでもらえることを期待しています。
埼玉新聞社クロスメディア局 髙梨 肇