「2021麻布地区地域交流フェスティバル」eスポーツ体験会 開催レポート 港区立南麻布いきいきプラザ

レポート

 港区立南麻布いきいきプラザでは、12月14日(火)に「2021麻布地区地域交流フェスティバル」を開催しました。その中で今年は、新たな取り組みとして「eスポーツ体験会」を行いました。共同通信デジタル協力の元「ぷよぷよeスポーツ」を活用し、フェスティバルに参加されたシニアの方に、ゲームが脳の活性化にどのような役割を果たすかという説明と、実践前後の体操、eスポーツの実践という3点セットで実施しました。

 参加者は60代以上の方約50人で、初めてゲームに触れる方がほとんどでした。当日は同じ会場で姿勢分析などの測定会も行っており、健康に興味があるシニアの方が多かったように見受けられます。

 フェスティバル自体には80人近いシニアの方が参加しており、eスポーツ体験会も他地区で開催された講座形式とは異なり、4人から8人揃った段階で、順次脳トレとしてのゲームの役立て方の説明を開始し、途中から参加される方にはサポートのスタッフが説明を行うという形で進めていきました。

 共同通信デジタルの「脳トレゲームトレーナー」2名が、脳トレとしてのゲーム活用を説明した後、コントローラーの使い方を説明し、シニアの方が「ぷよぷよeスポーツ」を始めると、そのサポートを行いました。

 eスポーツを体験する時間は1人当たり5分から10分程度でしたので、コントローラーの操作に慣れたころに次の方に交代となりましたが、短時間の間に、みるみる上達するのが分かりました。「ゲームはしたことない。」「自信がない。」とおっしゃる方が多数いらっしゃいましたが、ひとたびコントローラーを握ると、画面とコントローラーを交互に見ながら、右に左に「ぷよ」を動かしたり、回転させたりと、目の前のゲームに集中されていました。中には、初めてゲームを行ったというのが信じられない方も、何人かいらっしゃいました。

 もちろん、実践前後には予防を目的とした体操も行い、みなさんで数を数えながら、手指や肩、目の血流促進に努めました。

 一連の、eスポーツ体験会へ参加された方からは、「今度、孫とやってみよう。」や「子どもや孫が真剣に取り組むのがわかる。」というお声もいただきました。

 港区立南麻布いきいきプラザでのeスポーツの取り組みは初めてでしたが、麻布地区のいきいきプラザとして、今後も「eスポーツ」に取り組んでいければと思います。

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